瞑想 Meditation

瞑想は心のお掃除

 クンダリーニ・ヨガはあなたに本当の瞑想経験を与えてくれます。
瞑想はストレスを解消し、健康になり、エネルギーが充填されます。
そして、思考が明晰になり、感情に左右されることが少なくなります。
よい人間関係を築いたり、集中力が増したりするなど多くのことが得られま
す。
 こうした効果は瞑想の実践を通じて得られるものです。
瞑想はアスリートのパフォーマンスを向上させ、
学業成績を上げ、仕事のパフォーマンスを上げることも可能です。
瞑想は個人的な成長や精神的な開放、特別の目標に対してもその効果を発揮します。
精神的に向上することも重要な点です。
 また、病気に直面している時に不安や心配を減少させ、富を得るためでも、心の平安を得るためでも、改善
効果があります。

 瞑想が多彩な可能性を引き出すのは、人間の持つ集中力と深いリラクゼーション、
明晰な思考力などの特質を高めることで、その達成を可能にするからです。
目標の達成に大いに貢献し、継続的な瞑想の練習があなたの人生を高める結果となります。

 

 

ここで、ヨギバジャン師の瞑想コースの概要を紹介します。

1 なぜ、瞑想するのか

瞑想とは心をお掃除するプロセスだ。
それが全てであり、他に違いはない。
それは心をクリーニングするプロセスだ。
それは単にゴミを出すようなことだ。
お風呂に入らないと臭いだろ?
あなたが瞑想しないと、精神的に臭い。それだけだ。
神様のビジネスでもなく、平和でもなく、高くもなく、低くもなく、全く何でもない。
それらは別の展開であり、別の方向性である。
あなたの潜在意識のゴミをきれいにすることだ。

2 瞑想とは、潜在意識のゴミをきれいにするため

潜在意識のゴミは7つある。
私たちをイライラさせ、
落ち込ませ、
体調を悪くし、
病気にし、
失敗させ、
死を怖がらせ、
不活発にさせる。

それらがみな、潜在意識のゴミの仕業だ。
それをきれいにする方法の1つが瞑想である。

3 実際に瞑想を始めてみると

私たちは座り、瞑想する。
私たちは目を閉じる。
目を閉じると、私たちは落ち着き始める。
落ち着く瞬間だ。
しかし、これが原理なのであるが、
落ち着いた瞬間に、潜在意識は不完全な思考を解放し始める。
それは私たち自身の「不完全さ」と「完全な願い」で構成される心の中の会議室だ。
それが始まる時、浮遊するゴミの山のようなものだ。
私たちは手に負えなくなってくる。

それゆえ、マントラか何かのノウハウが必要となる。

4 湧き出てくる思考をたたく

それはモグラ叩きのようなものだ。
思考がどんどん出てきて、それをマントラのハンマーでどんどん打つ。
何度も、スーッと思考が入って来て、
その思考を取り除く、打つようにする。
そして、その練習を重ねる。

ある一定のレベルの練習で、潜在意識はそれ以上、思考を放つことが出来なくなる。
自身の潜在意識の思考に打ち勝った立場に立つということだ。

5 瞑想の練習を重ね、思考に打ち勝つ時が来る

潜在意識が出す思考に打ち勝つ瞬間、
私たちは意識的に生き始める。
そうすると、意識と最高意識との間に距離がなくなる。
私たちは完璧になる。
それはとても、
知性的で、賢明で、優雅で、かつ効果的に生きるプロセスだ。

瞑想は、健康で、幸せで、純粋に生きるための人間の繁栄の基盤である。
創造的で、成功する人生のカギである。

6 さて、瞑想の練習を始めてみよう
リラックスした姿勢で座り、背筋をまっすぐにする。

まず、座り、心を平安にする。
身体を少し、ストレッチしてみる。
そして、鼻の先を見て、瞑想しようとする。
椅子に座るなら、両足に等しい重さをかけるようにして。
鼻の先に集中しようとするチャレンジである。
意識的な努力をしてみて。

7 リラックスした姿勢で座り、背筋をまっすぐにし、瞑想する

何か思考が浮かんだら、単に、それにとらわれないで。
鼻先に目を向けることで
視神経は強力に接続し、
身体全体をリラックスさせ始めます。
緊張や煩わしさが消えていくでしょう。
頑張って集中して。
それは身体的な努力です。
身体を完全にリラックスさせる以外、今は何も達成していません。
身体がリラックスする時、最初の11分ですが、
腺システム自体がバランスを取り始める。
それが、かゆみを感じ、それを取りたくなる理由である。

8 瞑想の練習を始めたが、止めたくなってくる

瞑想を開始しての最初の11分間、
それは、腺システムの分泌を促す時間です。
腺システムが回復していく時間です。
腺システムは健康のガードマンです。

その腺システムが反応し始めると、
神経系を刺激し、かゆくなったり、横になり、止めたくなります。
周りを見たり、そこから離れようとしたくなります。

それは自然なことです。
だから、多くの人は最初の11分の内に瞑想を止めてしまいます。
ガマンできません。

瞑想を可能にするには腺システムの分泌が必要です。
息を深く吸い、息を吐いて、リラックスしてください。
これが瞑想の第一段階です。

9 視神経が脳下垂体に影響を与える

すべての瞑想は最初の11分で、腺の分泌を促します。
腺の分泌は視神経と結びついた時にのみ分泌されます。
脳と運動脳に最も近く、
即時行動を持つ神経は1つだけです。
すべての腺系を指揮するのです。
それは脳下垂体が腺の司令塔だからです。
脳下垂体と行動とが結びつける時、
体内のすべての腺が対応しなければならなくなります。

10 視神経が脳下垂体に影響を与える始めると

腺システムは血液の化学組成の変化させるために分泌しなければなりません。
血液の化学組成を変え、筋肉や組織、腱、骨の構造が良くなるためです。
ストレスや緊張と活動に私たちが直面できるようにするためです。

毎日、11分間かけて、視神経を結びつけます。
視神経を結びつけるには、
そう、鼻先を見るということです。

インド5000年の叡智です。

Meditation Course – What Meditation Does June 6, 1983より

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