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秘訣5 プラナの5種類(呼吸法)

前回の秘訣4でお伝えしたプラナ(生命力)には5つの種類があります。この5つの総称を「プラナ」と言い、それぞれが個別の異なる周波数や動きを持ち、プラナ(個別)、アパナ、サマナ、ウダナ、ビィヤナに分けられます。プラナの部位と機能は下記のとおりです。クンダリーニ・ヨガはこれらのバランスを取り、活性化されるように設計されています。

プラナは心臓の下部から首の間に宿ります。肺機能とインスピレーションを司っています。プラナが動いていることが蓄積することであり、肺や内なるエネルギーが拡張になります。

プラナが満たされている人生はいつも準備万端の状態です。エネルギーが充填され、呼吸機能も良好で、心はポジティブの感覚を持ちます。

アパナはへその下、下腹部に宿り、排泄に関するすべての機能を支配しています。直腸、膀胱、結腸、生殖器を通じて排泄に関連しています。アパナは下がり、足から外へ出ることはありますが、基本的には直腸が出口です。

現代のように体内に入った毒素を排泄する力が必要な時代には、強いアパナが必要です。また、アパナは何が必要で何を排出すべきか分かる能力を与えてくれます。アパナは身体の各部を支える力でもあり、地の性質に関連しています。

アパナが過多の場合、何事もスローで、怠惰の傾向となります。重たい感じや混乱した状態、バカらしい思う感覚を持つ傾向があります。

アパナが強い場合には、安心感があり、前に一歩踏み出す能力を持つようになります。

サマナは心臓と丹田の間を支配し、身体の新陳代謝の活動を支配しています。サマナは全体を組織し、体系化し、決定する傾向があります。サマナは消化を助け、消化に良いもの、腸を通過させるものを知らせてくれます。

サマナが不足、あるいは散っている場合、精神的混乱や感情が乱れる感覚を持ちます。また、真実が見えにくい感覚があり、人間関係が混乱することがあります。

サマナが強い場合は区別する力を与え、感情的な明晰さを与えてくれます。

ウダナは咽頭から頭部までに宿ります。プラナと対照的に、空気を上げ、放出します。それは投影についてです。吐き出すのと同様に、話すことの全てを活発にさせます。頭の全ての感覚を相互に作用させます。

ウダナが適切に調整されないと、声が不規則となり、音楽が苦手になります。

ウダナが強い場合には投影力があり、言葉で創造することができます。

ビヤナは全身にわたり、浸透しています。微細な接続組織のようなもので、筋肉や関節などの動きや身体全体の調整を支配します。ビヤナは身体や思考に統合の感覚を与え、プラニックボディの粘土のようなものです。

ビィヤナが強い場合、相互に結合する感覚やエネルギーの流れる感覚があります。

ビィヤナが散乱する場合、身体の一部が孤立している感覚、他人との結びつきが無い感覚となるかもしれません。心が一つの思考に定まることが難しくなります。考えが絶えず変わり、思考が散乱し、すべての部分が調整されているにも関わらず、競合する部品を散らかします。 (at174)

これ以外にも多くの分け方はありますが、主なものは以上のとおりである。

 

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