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秘訣15 深いリラクゼーション 1

深いリラクセーションの時間、これは最も楽しみな部分であると同時に、クンダリーニ・ヨガクラスの中でも最も重要な部分です。クラスの最後に深いリラクセーションを行いますが、これはリラックスの時間に、身体や腺、神経系のバランスを整えるからです。そして、芯からリラックスし、リフレッシュさせてくれるからです。リラクセーションの間は、浮かんでくる思考には流して、心も身体も芯から力が抜けるようにしてあげましょう。眠りに陥っても、それは大丈夫です。しっかりと深くリラックスしてください。

ヨガの練習や瞑想、マントラの唱詠の後、リラックスする能力は神聖な資質とされ、そのことにより、心と体を自身の中心に置き、バランスを取ることができるようになります。そして、エネルギーに対する感受性が高まります。

ヨガの練習や詠唱(チャンティング)の効果は累積的に蓄えられ、それらを行った後でも、長い時間、作用し続けます。そのため、その効果をしっかりと受け入れる時間を持つことが重要になってきます。練習を頑張ったご褒美の時間です。体と心の中で解放されたエネルギーが循環し、均衡に達するための時間を持つのです。エネルギーは自ら行くべき場所を知っていて、それは自動的に行われます。

また、リラクゼーション中は、体が冷えないように瞑想用のブランケットや寝袋などで体を覆いましょう。リラクゼーションする時間は、行った練習によって異なりますが、通常は10分から20~30分程度です。そして、この深いリラクゼーションで体験する意識の状態は、単なる睡眠ではありません。血中の腺バランスや脳の機能が変化し、その結果、体外離脱を体験することや、生々しい夢を見ること、目を閉じた後は何も覚えていないこともあります。ヨガの眠り、ヨガニドラとも言います。

深いリラクゼーションに最適な姿勢はシャバアーサナ(屍のポーズ)です。仰向けになり、腕を体の横に置き、手のひらを上向きにし、足首を組まずに目を閉じてください。(sg46)

 ◎クンダリーニ・ヨガのリラックスには次のような働きがあります。

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