クンダリーニヨガの食の考え方は
食のガイドラインです。
〇愛情と大切にする気持ちを持って、食べ物を用意する
〇楽しく、リラックスした環境で食べる
〇優雅に食べ物を用意する
〇食べ物は贈り物、感謝の気持ちを表し、いただく
〇意識的に食べる
健康的な消化と排泄のガイドラインです。
〇生きるために食べる。決して食べるために生きるのではない。
〇食事と食事の間の間食をしない。たくさん食べないようにする。
〇お腹の空いたときにだけに食べる。
〇良く噛む。胃には歯がない。
〇腹8分目が大切。
〇食後には必ず休憩を取る。
〇夕日が沈んだ後には食べないようにする。
〇18~24時間以内に自分で排出できるものだけ食べる。
〇一週間に一度、消化器官を休めさせる。
〇消化できないもの、排出できないものは食べない。
マングビーン&ライス
このマングビーンとお米のコンビネーションは完璧にバランスの取れた、たんぱく質の料理です。
消化しやすく、とても満足します。一年中どの季節にも良いです。でも、冬は特に、向いています。
ヨガのキャンプでは、これがメインディッシュで、毎日食べます。
材料(4~6人前)
マングビーン(緑豆) 1カップ
バズマティライス(これはインドのお米。お米・玄米でOK) 1カップ
水 9カップ
野菜 4~6カップ セロリやにんじんなどお好みの野菜を入れる
タマネギ 2個
ショウガ 1/3カップ(みじん切り)
クローブ 8~10個(みじん切り)
ターメリック 1 茶さじ
黒こしょう 1/2茶さじ
ガランマサラ 1 茶さじ
レッドチリ 1茶さじ
バジル 1茶さじ
月桂樹の葉 2枚
カルダモン 5個(皮を破いて)
ニンニク 3個(みじん切り)
ギー油又は植物性の油 1/2カップ
※コリアンダー・グランドクミンを入れる方もいます。
作り方
マングビーンとライスをきれいに洗います。お鍋に水を温め、マングビーンを加えます。マングビーンの皮がむけるまで、煮ます。お米または玄米を加え、さらに15分間煮ます。焦げ付かないように時々かき混ぜてください。一口大に切った野菜を加えます。野菜によってはお米と一緒に入れた方が柔らかくなるものは先に入れても大丈夫です。
別のフライパンで、ギー油又は植物性の油を入れます。その中に、タマネギ、しょうが、ニンニクを入れてじゅうぶんに炒めます。そこに、スパイスを入れて、さらに5分間炒めます。良くかき混ぜてください。必要に応じて、水を加えてください。出来上がったものを、マングビーンを煮ている鍋に入れます。
最終的には、スープのような柔らかさになります。料理時間のトータルは、1時間半ぐらいです。これに、塩やしょうゆを加えて、お好みの味にしてください。そのままで食べるか、ヨーグルトと一緒に食べるのもおいしいです。
※実際のレシピにはありませんが、最後に、おみそを加えると、日本人にあった、味になると思います。植物油はオリーブオイルがおいしいです。
ヨギティ
「ヨギティー」はとてもすばらしいお茶です。
美味しく、私たちの身体全体をエネルギッシュにし、きれいにしてくれるお茶です。
ヨガの実践と合わせてヨギティーも味わってみてください。
それでは、作り方を紹介します。一度に、少なくとも、4杯分は作りましょう。
ここにある分量は、平均的な分量ですから、好みによって、多少、分量を変えてもOKです。
クローブ 3個
カルダモン 4個
ブラックペッパー 4個
シナモンスティク 1/2本
ミルク カップ1/2杯
ショウガ 少々(ショウガは細かく刻んだ方がよい)
紅茶 小さじ1/4
鍋の中に、水(約300ml)を入れ、クローブ、カルダモン、ブラックペッパー、シナモン、ショウガを入れ、10~15分間煮立てます。紅茶を加えて、もう1~2分間。それから、ミルクを加えて、もう一度煮て、出来上がり。好みに応じて、蜂蜜を加えても美味しいです。
大量に作るときは、水も、香辛料もこの量の倍率で作ってみてください。大量に作って、保存することも可能です。その時にはミルクを加えないで、飲むときにミルクを加えてください。
【効果】クローブは食欲を促進し、カルダモンは消化力を高め、腸に良く、ブラックペッパーは血液を清め、シナモンは骨を強くし、ショウガは神経を強化する効果があります。ミルクを加えることで、吸収、消化が良くなります。