ロック

身体ロック(締める)バンダThe body locks(Bandhas)

身体ロック(バンダ)とは身体の部位を絞めることで、ヨガのポーズなどで得た実践効果を集積し、エネルギーであるプラナとアパナを方向付ける基本的テクニックです。そして、心の平静を達成するものです。
・ネックロックNeck lock
・ダイアフロムロックDiaphragm lock
・ルートロックRoot lock
3つのロックを全て行うと
グレートロックThe Great lock

「ヨギジのロックについて」 ヨギジのコメントYogi Bhajan on the locks
クンダリーニ・ヨガの実践で重要なことは、それぞれのポーズや動きを行うとき「ムルバンド」と「適切なポーズ」を正確に行うことが基本である。これは、進化と幸福への最短ルート注意深く設計されているのである。

ネックロック  (Jalandher bandha)

このロックはネックロック、またはアゴロックとも言われ、最も基本で、頻繁に使われるテクニックです。マントラを唱える瞑想や呼吸法のほとんどの練習で使います。呼吸を静止する時には特別な指示がない限り、このネックロックを行います。ネックロックは次のように行います。

【効果】
脳幹の上部で発生されるエネルギーを密閉します。
このネックロックをする時、周辺の感覚から気を散らさず、内なる感覚や知覚力に集中しやすくします。
甲状腺や副甲状腺を刺激し、バランスを保つための神経の反射をつります。

ダイアフロムロック(ウディヤナバンダ) (Uddiyana Bandh)

このロックの名前である「ウディヤナ」はサンスクリット語で「さっと上に開く」を意味します。それは身体に飛ぶことではなく、腹部のエネルギーが上がることです。横隔膜は上部胸部と低層腹部の間の壁を形成していますが、それはエネルギー的な障壁であり、身体的な筋肉の障壁であります。

息を止めて、10~60秒間、我慢できる範囲で維持し、強く引きます。ねじらないようにします。釣り合いが保たれ、穏やかな内なるムードを持って、ロックしてください。
腹部をリラックスすることでロックを解放します。そして、徐々に息を吸います。
立ち姿勢で練習することも可能です。足を肩幅に開き、上体を前に少し倒し、手をヒザにつきます。胸をわずかに上げ、それから、ロックを行います。腹部が下から、丹田の上から最大限に上にきているよう感じてください。

【効果】
立ちの姿勢でも座った姿勢でもこのロックは腸や心臓の筋肉をマッサージする効果があります。
それは浄化を刺激します。若さと関連し、老化を抑えます。
ジャランダラダはムーンセンターのエネルギーを保持します。ダイアフロムロックは太陽神経叢の太陽センターのエネルギーを強くし、蓄えることを助けます。(息を吸った時に行うと、眼と心臓に過度の圧力を与えることもあります。)

ルートロック(ムルバンダ)

これは身体を絞める3つの中で、最も複雑なテクニックです。それは背骨の最下部で水圧のロックをするようなものです。肛門、性器、丹田でのエネルギーを調整し、刺激し、バランスを保ちます。ネックロックと一緒に行われます。

【効果】What the neck lock achieves
重要なkey機能は丹田センターnavel centerでプラナとアパナ混ぜ合わせるblendことです。ムルバンダは通常のコースである第1チャクラに下降するアパナを向け直しますredirect。そこで、プラナエネルギーの下降の流れに結合joinします。これらが出合う時、内なる火、“tapa”が生まれます。それはエネルギーの流れの中央経路であるスシュムーナの入り口を開けます。
髄液spinal fluidの適切な流れを刺激します。

「ムル(MUL)」は根、基礎、源の意味です。

マハバンダThe Great lock(Mahabandha)

マハバンダは息を吐きだした状態で、3つの全てのロックを同時に行うものです。呼吸法やヨガの練習の後に行なわれます。異なったムドラの組み合わせながら、様々なポーズで行われます。

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