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1 ポーズはヒマラヤの山奥で修行するヨガ行者のように!

参加されている皆さん、クンダリーニ・ヨガの座学です。クンダリーニ・ヨガへの理解を深めていただけばと思います。

ポーズはヒマラヤの山奥で修行するヨガ行者のように!

クンダリーニ・ヨガを進める中、ヨガのポーズの効果を次のような段階を経て経験していきます。

第1段階は「ぎこちなさ」です。ポーズがぎこちないと感じたり、身体の持つクセに戻ろうとしたり、自分を見るのではなく、他人と比べたりします。また、初めてのポーズを意識的に行い、新鮮に感じたりします。最初に行いがちなのは習慣や古いパターンに満ちた無意識の行動です。進むべき方向は、特別に意識して確立する固定ポーズやリズミカルな動き、アーサナを目指すことです。「ぎこちなさ」はあなた自身の我の頑固さや習慣に出会うからです。

第2段階は「自然体」になっていくことです。ヨガのポーズを正しく維持すると、良い感じなってきます。アーサナ自体があなたの中で自然の位置を探し始め、身体がポーズに合わせるようになります。肩はリラックスし、必要のない筋肉はリラックスします。そして、知らなかった身体の部位に気づいたりします。
また、精神的には、あなたはあなたの心を正します。突然、あなたとあなたの間に関係が確立します。それは意識的なることのスタートですが、自然であり、形や姿、エネルギーの流れ、パターンを感じ始めます。それは、あなたの中にある知られざる世界です。そこでは、意識と無意識との橋渡し、コミュニケーションが始まります。今、意図的に行うパターンと今まで自分も知らず持っていたパターンとの間に始まります。そして、新しいエネルギーに新しい形を与え始めます。

まとめると、最初に「ぎこちなさ」があり、そして、ポーズが「自然体」となり、形を創造し始めます。ポーズを保てるようになると潜在意識は「私、できる」と言い、やり始めます。無意識での行動はいつもどおりのことを行うものです。考えることなく、複製し、繰り返すだけです。最初はあなたが形を創りますが、意識しなくても、あなたはすべてのことが転換し始めるのです。行う時はヒマラヤの山奥で修行するヨガ行者になったつもりでトライしてみてください!

「アーサナ」とは意識的に取る姿勢、ポーズを意味します。それぞれアーサナは意識に影響を与える効果を持ち、感情に反映します。クンダリーニ・ヨガのクリヤ(セット)にはかなりの数のアーサナがあります。簡単にできるアーサナもあり、習得するのに時間を要するアーサナもあります。マイペースで進めてください。

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